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水産技術者になるには・仕事内容

水産技術者は、水産加工品の開発や製品化のための技術研究や生産
管理､水産試験場などでの魚介類の孵化や養殖など、こうした水産資
源を保護し、有効利用するために、研究や技術開発、技術指導をお
こなうのが、水産技術者です。

水産技術者の職場は、沖合い、海底の調査や場合によっては、長期
間船に乗り、水産生物の飼育や観察のために何日も泊り込むことも
あります。


水産技術者になるには、大学の水産学部、海洋学部、農学部などの
水産関連学科や専攻、水産大学、専門学校の水産学関連学科に進学
するのが一般的で、水産、生物、化学、食品など専門知識が求めら
れます。また、海で調査活動などができるように海技従事者の免許
や潜水士などの資格があるとよいです。そして、調査結果の情報処
理や漁業経営に必要なコンピュータ技術も習得しておくと良いでし
ょう。

水産技術者の活躍分野は幅広く水産総合研究センターや都道府県の
水産試験場、漁業協同組合などのほか、民間では水産会社、養殖会
社、水産食品加工会社、また漁具メーカー、計器メーカー、飼料
会社、製薬会社、水族館などさまざまです。

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